2021.03.09

セキュリティ

UTMについて

引用Security NEXT (security-next.com)

 

上の画像はあるサイトにあった一日のセキュリティニュースになります。この一日のニュース内容を

みるだけでも、ランサムウェア、フィッシングメール、不正メール等…いろいろな危険ウイルス

が世の中に出回ってしまっていることがわかります。

今回、紹介するUTMはそうした危険なウイルスから少しでも会社を守りやすくするための商品

になります。

UTMとはUnified Threat Managementの頭文字を取ったもので日本語では『統合脅威管理』

と呼ばれています。

UTMにはインターネットサイトの閲覧やメールのやり取りを監視して脅威から守る役割があり、

さまざまなネットワークを監視するためにファイアウォールやWebフィルタリングなど

複数のセキュリティ機能を統合したものが【UTM】です。

ファイアウォール機能

「安全な通信」と「安全ではない通信」を振り分けて

ネットワーク内のアクセスを安全に保つものです。

具体的には内部と外部の通信を監視して、

設定したルールにしたがって通信させたり、ブロックしたりします。

不正アクセスなどの外部からの攻撃を守る役割がファイアウォールになります。

 

アンチウイルス

様々なコンピュータウィルスを発見する機能です。

各パソコンにもインストールされていることが多い機能ですが、

PCアンチウィルスソフトの更新タイミングなどのスキをついて

外部から攻撃してくることもあるため、PCに届く前の段階であるUTMにも

アンチウイルスの機能が備わっているものがあります。

 

アンチスパム

スパムメールを聞いたことはありますか?

メールに広告を載せたりしていて、受け取る側が迷惑と感じるメールです。

見慣れないメールアドレスから知らぬ間にメールボックスに入っていた経験も

あるのではないでしょうか。

アンチスパムはこうしたスパムメールやフィッシングメールといった不要なメール

を仕分けしてくれる機能です。

 

ウェブフィリタリング

有害なサイト(例:アダルトサイト、暴力、ドラッグなど)への

閲覧制限をかけることができる機能です。

有害なサイトには閲覧しただけで、内部情報を持ち出されてしまうような

スパイウェアが仕込まれたりしています。

そうした危険を未然に防ぐためにウェブフィリタリング機能が備わっています。

 

 

UTMのメリット

 

運用コストと手間が削減される

ファイアウォールにはこのセキュリティ機器、脅威の種類分の機器

を導入すると運用担当者に負担がかかります、。また導入コストや運用コスト

の負担も上がってしまいます。。しかし、UTMは複数のセキュリティ対策を1台

で行うことができるので、コストと運用担当者の手間を大幅に下げることができます。

FortiGateシリーズ 多彩なセキュリティ機能イメージ図

導入が容易である

UTMは機器なので、パソコンにソフトをインストールするといった作業

が発生しません。機器を設置するだけですので導入がとても容易です。

 

UTMが必要な理由

 

未知の脅威が多様化しているから

最近では数えきれないほどのマルウェア(ウィルス等)による被害が報告されています。

社員のPCのどれかが感染してしまうと瞬く間に社内中にウイルスは広がり

壊滅的な打撃を受けることもあります。

これらの被害は「未知の脅威」と呼ばれ

既存のファイアウォールでは被害を抑えることが難しくなってきています。

 

複数のセキュリティが必要だから

①の「未知の脅威」に対応するためには、

ファイアウォールだけではない複数のセキュリティが必要です。

そのため、複数のセキュリティ機器を導入するよりも

一台で複数のセキュリティ機能持つUTMが手軽ですし、企業の防御には必要なのです。

 

そして日本社会としてマイナポイントの取り組みなど、IT化が進んでおります。

いまはPC等で個人情報や重要情報を取り扱っていなくても、今後はどこかで必ずそういう情報を

ネットで取り扱うときが来ると思います。

その時の為に、今から会社のセキュリティレベルを高めることは重要になってくると思います。

 

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